カレーの付け合わせとして福神漬けなどと並んでいる、お馴染みのらっきょう漬け。

普段、何気なく食べているらっきょう漬けには、実は驚くべき栄養や効能があります。

また、一般的にカロリーが低いと言われていますが

  • ダイエット効果はあるの?
  • 糖質制限ダイエットに向いている?

など、アクテイブライフを過ごしたい人の気になる話題についても調べてみたいと思います。

今回は、らっきょうに隠された様々な効能や効果にいてご紹介します。

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らっきょうの栄養成分

らっきょうの栄養成分について見てみましょう。

生らっきょう100gの栄養素

*( )内はらっきょう甘酢漬け100gの栄養素です。

  • カロリー:118kcal (115kcal)
  • たんぱく質:1.4グラム (0.7グラム)
  • 脂質:0.2グラム (0.2グラム)
  • 炭水化物:29.3グラム(29.0グラム)
  • 食物繊維 21グラム(3.1グラム)
  • ナトリウム 2mg
  • カリウム 230mg
  • カルシウム 14mg
  • ビタミンC  23mg

らっきょうに含まれるミネラルの中でもカリウムには、高血圧予防や老廃物の排泄を促してくれる効果があります。

ですが、なんと行っても生のらっきょうに含まれる栄養成分で特筆すべきは豊富な食物繊維です!

食物繊維を多いと言われているゴボウでさえ、100グラムあたりに含まれる食物繊維は5.7グラム、らっきょうには約3.6倍弱の食物繊維が含まれています。

尚、この、らっきょうに大量に含まれる食物繊維の大部分は『フルクタン』と呼ばれ、驚異のパワーを持っています!

このフルクタンには、ダイエットに大変効果があると言われていますよ!

らっきょう漬けの効能

昔から体に良いと言われている、らっきょう漬け。

その効能や栄養が注目されてきましたが、実際にはどのような栄養成分が身体にいいと言われる効能を発揮しているのでしょうか?

らっきょうの効能

らっきょうには、様々な効能があると言われていますが、その効能の秘密は、らっきょう独特のにおいに含まれる『硫化アリル』という物質のおかげなのです!

「らっきょうの臭いが苦手!」という人も多いようですが、その絶大な効能を見直して、鼻をつまんででも食べたくなるかもしれませんよ。

『硫化アリル』には、以下のような効果が見られます。

血液サラサラ効果

『らっきょう』の効能で一番有名なのが、血液サラサラ効果ではないでしょうか?

テレビの特集などでも取り上げられていますので、耳にしたことのある方も多いかもしれませんね。

らっきょうの『硫化アリル』は、ビタミンB1の吸収を、通常よりも7倍にも高めてくれます。

これによって、血液の浄化、血行改善が促され、循環器系の機能を正常化することで、血液がサラサラになるのです。

これによって、動脈硬化や高血圧の生活習慣病の予防などが期待できますね。

冷え性の改善

『硫化アリル』によって血液の循環が良くなるため、血行が良くなることで冷え性の改善が期待できます。

寒い地域にお住まいの方や、寒い冬など、特に女性に多い冷え性の方には嬉しい効能ですね。積極的に食べてポカポカ暖かな身体で過ごしましょう。

殺菌効果

らっきょうの細胞が破壊されるときに造られる物質の『アリシン』(硫化アリルの1種)には、ビタミンB1 を活性化させ、病原菌に対する殺菌効果を高める働きをしてくれます。

それによって、血便を伴う急性腸カタルや慢性腸炎を抑える効果や風邪による咳や痰を鎮める効果期待できます。

独特の臭いを放つ『アリシン』ですが、だからこそ絶大な効果を発揮するのですね!

以上が、らっきょうの主な効能になりますが、それ以外にも、

  • 神経の高ぶりによる不眠やイライラを解消
  • 梅雨期の神経痛による痛みの緩和

等があげられます。

様々な効能・効果が認められている「らっきょう」を、食べない理由は見当たりませんね。

らっきょうのダイエット効果

らっきょうに含まれる食物繊維の約8割(およそ18グラム)を占める『フルクタン』には、血糖値の上昇を抑える働きがあることで知られています。

更に、最近の研究で、食品中の脂質が体内に吸収されるのを防ぐ効果があることが分かってきました。

また、フルクタンの他、『サポニン』や『アリシン』など、ダイエットの強い味方の成分も含まれています。

らっきょうに含まれるサポニンには、脂肪の吸収を抑制する働きがありますから、フルクタンの効果を助けてくれます。

アリシンについては、上にも書いたように、血行の流れを良くし体の冷えが改善されることにより、代謝がアップします。

このように、らっきょうに含まれる、『フルクタン』、『サポニン』、『アリシン』などがお互いに働き合うのでダイエット効果が期待できるのです。

食物繊維(フルクタン)

『フルクタン』を摂取するには、らっきょうを生(漬け込んでいない状態)で食べるのが一番、効率の良い摂取方法となります。

らっきょうの一般的な食べ方である甘酢漬けにすると、水溶性食物繊維の『フルクタン』は溶け出してしまいます。

生のらっきょうに含まれるフルクタン約18グラムが、甘酢漬けにすると、わずか5グラムになってしますのです!

このことから、フルクタンをできるだけたくさん摂りたい時には、生のらっきょうを食べることをおすすめします。

ちなみに、1日のフルクタン摂取量の目安は、5グラムとなりますが、これは、大粒の生のらっきょうであれば3粒、小粒の物なら5粒も食べれば十分のようです。

もし、生のらっきょうの食べ方が分からない時は、お好みの野菜や果物と一緒にミキサーで砕きスムージーにしても良いでしょう。

また、薄切りにして軽く水にさらして、豆腐の薬味にしたり、そのまま食べても美味しくいただけます。

(水にさらす時間が長くなるとフルタンが溶けだしてしまいますからご注意ください)

それ以外にも、揚げ物や炒め物など、熱を通して調理すると、甘みがアップしほくほくの食感になりますから、お試しくださいね。

ただし、らっきょうのアリシンが胃や腸を刺激して、お腹が痛くなったり、お腹を下してしまう場合もありますから、食べ過ぎにはくれぐれも注意してください。

らっきょう漬けの糖質やカロリーは低い?

らっきょうに含まれる栄養成分や、その効能にダイエット効果があることはわかりました。

では、カロリーや糖質はどうでしょうか?

らっきょうのカロリー

ラッキョウ100グラムあたりのカロリーは、生の状態118kcal甘酢漬けでも115kcalとなるので、どちらかというと低カロリーの食材と言えます。

これなら、ダイエット中でも、安心して食べることが出来そうです。

らっきょうの糖質

最近は、糖質制限ダイエットなどが流行っていますので、気になる方も多いのではないでしょうか?

らっきょう100グラムあたりの糖質は、生の状態で8.3グラムです。

この量は、グラム数あたりで見ると、比較的糖質が多い食材に分類されます。糖質制限ダイエット中の人には摂取を控えた方がいいかもしれませんね。

さらに、これが甘酢漬けになると一気に25.9グラムと大幅にアップしてしまいます!

よって、残念ながら、らっきょう漬けは糖質ダイエット時には避けた方が良いでしょう。

ですが、上にも書いた通り、らっきょうには、『フルクタン』の効能がありますから、通常のダイエット時には最適と言えますよ!

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さいごに

ラッキョウに含まれる、におい成分『硫化アリル』によって、血液をサラサラにするなどの生活習慣病の予防をはじめ、様々な効能が期待できます。

また、ラッキョウの多く含まれる『フルクタン』という食物繊維や『サポニン』、『アリシン』といった成分によって、ダイエットにも効果のあることが、最近の研究によって分かってきています。

水溶性食物繊維の『フルクタン』は、甘酢漬けにしてしまうと溶け出して、できれば生のらっきょうで取ると効果的と言えます。

このように、ダイエット効果が期待できて、カロリーも低いらっきょうですが、糖質は高めなため、糖質ダイエットでは避けた方が良いようです。

ご飯の共に、らっきょうを美味しく賢く摂り入れて、健康を目指してみてはいかがでしょうか?